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リハビリ病院に勤めていると、こんな勘違いよくされます

リハビリ病院に勤める看護師さんのよくいわれる勘違いのお話です。

私の勤め先はリハビリテーション病院です。そう話すと、まず言われがちな勘違いをまとめてご紹介します。

看護師ではない人はもちろん、看護師ではあるけどリハビリテーション病院に勤めたことがない人にもよく勘違いされちゃうんです。

看護師じゃない友人A「すごいね、自分でリハビリとかも考えちゃうの?」

リハビリテーション病院に勤めてますというと、結構な頻度で言われるものです。

リハビリテーション病院に勤めている=リハビリを考えて実行する人

と、どうにも直結しちゃうみたいで、そこに看護師が勤めるというイメージがわかないようです。

リハビリテーション病院に勤める人が全員毎日リハビリを考えて、24時間患者様がリハビリにいそしんでいるようなそんなイメージまでしちゃう友人がいました。

どことなくジムでスポーツしているようなそんなイメージに近いものを思い浮かべているんだろうなという友人もいました。

もちろん、若い患者様でバリバリと意欲的にリハビリに取り組む方もいますが、地道な日常動作の繰り返しがリハビリにつながっていることもあり、日常生活動作がまた健康であった以前のように、もしくはそれに近い状態で行えるように支援していくのも看護師の仕事です。

そのために他職種との連携を図り、リハビリメニューを一緒に考えることはありますが、勝手に一人でリハビリメニューを考えて独断で思考するということはほぼありませんでした。

看護師経験のある友人B「やることないでしょ?ひまそうだね」

この友人Bはバリバリの急性期に勤めていて、毎日走り回りながら仕事をしている看護師でした。

たしかに、この友人Bほどは走り回っては仕事していないけど、それなりに忙しいんだよと反論しましたが、なかなかイメージがつかないらしくて、「回復期はやることがない」と言われ続けて悲しかった思い出があります。

たとえ、リハビリ中心だからといってセラピスト(理学療法士・作業療法士・言語療法士)まかせばかりじゃないんです!

だって、入院期間中一番長い時間をともに過ごすのは看護師ですから。

セラピストと過ごす時間はおおむね3時間ほどです。それ以外の時間は病棟で過ごしているわけですから、その間かかわるのは看護師です。

その病棟で過ごす時間を安全安楽に過ごし、自主リハビリを行う人には医師やセラピストの指示の元で支援するのも看護師の仕事です。

患者様の状態観察をして、医師やセラピストとカンファレンスで話し合い、リハビリの方針に深くかかわっていき、意見も言います。

急性期とはまた違う視点を持ったお仕事なんです。

友人Bのイメージだと、全部セラピストがやっちゃうので何もやることがないというイメージが強いみたいでした。そんなこともないですよ!

それぞれの役割が多少かぶることはあっても、看護師は看護師のきちんとした仕事があるので、仕事がまったくないということはありません。

むしろ、看護業務+α(病棟リハビリ)ということもあり、急性期とはまた違った忙しさがあります。個別支援になりますから、まとめて皆一緒に体操とかにはなりませんからね。

看護師経験のある友人B「でも、夜間の急変とかなさそうだし。寝ているだけなら大してやることないし、夜はやることはないでしょ?」

同じく友人Bの話です。

夜間って急変多いんですよね。だから友人Bのところは夜によくどたばたと動き回ることが多いそうです。リハビリテーション病院の患者様は確かに急変は少ないです。

だからといって暇じゃないです・・・。

ナースコールの件数がすごく多いんです。多いときは3~4つかぶるときがあります。どこから行けばいいんだろうかと、ふと悩んじゃうぐらいナースコールが同時に鳴ったりするんです。

その多くがトイレ介助です。

リハビリテーション病院に入院されている方の多くは転倒のリスクが高い方です。なので、昼間は自力でトイレに行ける患者様も夜間は見守りが必要という方がとても多いんです。

ですが、全部介助してはいけないんです。全部介助したら楽で、早いんですけど。

それをしたらリハビリにならないからです。時間がかかっても見守らないといけません。

転倒しないように気配りしながら、出来ないところは支援します。その見極めが大切です。

ですが・・・やっぱりどうしても時間がかかっちゃうので、トイレ介助中にも新たなナースコールが!ってこともしばしばあることで。

夜間は看護師が少ないことも手伝って、あっちこっちでナースコールがなる状態になることもあります。

看護師じゃない友人C「回復して笑顔で退院していくのを見守るなんて素敵。いい仕事だね」

この仕事をしていてよかった!と思える場面はすごく多かったです。ですけど、それがすべてじゃないんです。

いい仕事だとは思うんです。でもそれだけを考えるととても落ち込んじゃうときがあるんです。

全員が笑顔で退院していくわけじゃない。耐えて悲しさを飲み込んで退院していく人もいる。

全員すべて元通りで退院できたらすばらしいんですけど、障碍がやっぱり残っちゃう人も多くて、ショックを受けたまま退院していく人も実際いるんです。

一生抱え込まないといけない障碍をいかに受け止め、受け入れられるか。できることをどれだけ増やし、それを維持して実践できるようにできるか。

そういうことも考えなければなりません。

もう歩けなくなってしまった方に、「私歩けるよね?」と聞かれたときには言葉が詰まります。なんと答えればいいのかと、よく考え込む場面がありました。

一生付き合って行かなくてはいけない障碍に対して、辛抱強く丁寧に説明していくことはとてもつらくて、せつなくて、辛い仕事でした。

いい仕事ですばらしいこともたくさんありますが、そこだけがすべてではないことをわかってほしいなと思うことがよくありました。

看護師経験のある友人D「あんまり求人広告出てないし、こないだ異動希望だしたら断られちゃったんだけど。経験の浅い看護師って要らないの?新卒で入ったってラッキーだよね」

新卒でリハビリテーション病院に勤めることになった私に対しての友人Dの言葉です。

実は当時、私もラッキーだと思いました。楽そうな、明るいいい病棟に勤められたんだ、ラッキーぐらいにしか考えてなかったんですよね。

年数がたつにつれて、楽で楽しい病棟に勤められてラッキーとは安易に感じられなくなっていきました。

リハビリテーション病棟ではどうしても使うことのない技術の多さがたくさんあり過ぎて、他の科目で働く同期看護師仲間の看護技術の会話についていけないこともありました。

ですが、その逆でリハビリテーション病棟だからこそ磨かれる技術があることが次第にわかってきました。

というのも、看護師って、オールマイティーであろうとするところが強くて、自分の病棟で使う知識や技術以外の勉強会が多いです。

当然ですが、勉強会にいっても経験したことがない知識が多くて、さっぱりわからないということがけっこうあります。家に帰って、学生時代の教科書を何度も開くことがありました。

自分の勤め先であまり使わない技術だったので、あまり勉強せずに勉強会にいってしまい、疑問ばかりが残って終わった勉強会もありました。

その勉強会のあとで同級生でほかの科目に勤める看護師仲間の友人Bと友人Dに疑問に感じたことを聞くことにしました。

当然、その勉強会で学んだことは一度も活用したことがない教科書でしか学んだことがないことだったので、「一度もやったことがない」といったんです。

そしたら「そんなことも経験したことがないなんて信じられない」なんて言われたのがまたショックで。必死に自宅で勉強したり、一人で模擬練習したりとがんばりました。

また別な場面で、こんな知識使わないでしょ、と半分不真面目に参加していた勉強会の内容が仕事にかかわってきたときには本当にあわてました。

普段使わない知識だからといって、経験も勉強もしていないとえらい目にあうということがありました。結局先輩看護師が来て、助けてくれて、その知識もあとでしっかりと教えていただきました。

病気に明確な境界線ってないんですよね。

この人が必ずこの病気になるとか、絶対ならないってわからないわけですから、やはりある程度の病気の知識とかは最低限持っていないと対応できないということもあります。

経験する機会が少ないからではなく、意欲的に学ぶ姿勢が大切。

新卒で入ったからラッキーでだらだらと過ごすのではなく、様々な知識と経験をしっかりと吸収して学んでいかないといけない職場だと感じました。

そのための勉強会や研修というわけだとようやくわかりました。

その代わりと言ってはなんですが、友人Bと友人Dが知らないことを私が知っていて、誇らしかったこともいっぱいあります。

特に、他職種との深いかかわり、退院後のアフターケアについてなどの知識は私がダントツでしたよ。

今でも移動介助や食事介助、入浴介助の知識や、嚥下困難に対する対応はこの友人たちには、負けないと思ってます。

これらは私の体験した周りから思われている勘違いの実例ですが、ほかにももっとあるかもしれません。

患者様が元気になることが多い職場で、楽そうなイメージが強いリハビリテーション病院ですが、蓋を開ければ勘違いだったということがあるかもしれませんよ。

実際に勤めてみて、私も勘違いしていたということもいっぱいありました。そういう意味では勘違いされやすい一方で、驚きと発見の多い職場とも言えるかもしれません。

面白みも、やりがいも、難しさもある職場だと思います。少しでも興味がわいた方、ぜひ求人を手にとって見てくださいね。

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